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集後記

2008.10.3 I've in BUDOKAN 2009 報道発表会 特集


2 度目となる武道館ライブ開催について

 I've が再び武道館でライブを行うという。しかも年も明けての 2 日目である 1.2 の開催で、前日のプレイベントを含めると、2009 年元旦からいきなりの開催である。
 前回は記者会見から開催まで約 5 ヶ月の間があったが、色々と事情はあったのであろうが、今回は開催まで 3 ヶ月しかない。しかも開催は年明けすぐという、外部からは余裕が感じられない日程であることは否めない。冒頭からネガティブな書き出しになってしまったが、2 度目となる武道館への思いを私の主観で簡単ながら綴ってみたい。

 今回、ライブのコンセプトは“I've 所属の各アーティストの活動が盛んになり、レーベルとしてのあり方に疑問を持ち、一度原点に返り方向性を再認識する”という趣旨である。
 現在、5 人のヴォーカリストを抱えているが、その作曲・編曲陣は高瀬氏・中沢氏・C.G mix氏・井内氏と、事実上皆ほぼ共通の状態である。ヴォーカリストの歌声、作詞、一部の作曲だけでは、5 人のヴォーカリストの差別化が難しいであろうとは曲を聴いていて自分は感じていた。I've としても“行き詰まり”を感じていたのかもしれない。

 この 4 年間に曲としていいものは数多くあったが、以前のような新曲へのワクワク感やリピート回数などは激減していた。これは単に自分が慣れてしまったという部分もあるのだろうが、I've 側も今回のライブコンセプトにあるように模索状態が続いていたのではないだろうか。
 もちろん、この 4 年間でメディアへの露出度は大幅に増え、ファン層も以前とはかなり変わってきているだろうし、メジャーともなると時代が求めるものに追従せざるを得ないという点は多々あったと思う。

 個人的には武道館ライブという大イベントを機に“原点回帰”し、以前のように“中毒性”のある曲をまたたくさん聴けるようになることを願う。
 まだまだ書き連ねたいことはあるが、時間の都合上もあるので、「I've in BUDOKAN 2009」の成功を祈りつつ締めくくりたい。

2008.10.20 あいだ